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  • 未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること

  • (講談社現代新書)
  • 著者: 河合 雅司
  • ナレーター: 川勝 亮太郎
  • 再生時間: 7 時間
  • 4.1 out of 5 stars (10件のカスタマーレビュー)

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未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること

著者: 河合 雅司
ナレーター: 川勝 亮太郎
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あらすじ・解説

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。


47都道府県はもはや維持できない。20年後の日本人はどこに暮らすのか?

今回は、これまで誰も本格的に試みることのなかった2つのアプローチに挑んだ。1つは、現在を生きる人々が国土をどう動いているのかを追うこと。もう1つは、「未来の日本人」が日本列島のどこに暮らしているのかを明らかにすることである。

鳥取県の全人口は44.9万人に減る一方、横浜市の高齢者は120万人に激増する。奈良県上北山村では出産期の女性がたった1人まで減る一方、守谷・浦安・長久手・三田などでは80歳超の人々が2.5倍以上増加する――これが、あと25年後に私たちを待ち受ける未来だ。人口推計に基づく予測は、ほぼ外れない。

2045年まで各自治体の人口がどう変動するかをまとめた、最新版「日本の地域別将来推計人口」が公表されて以降、その詳細を深堀りした一般書はなかった。本書はその先陣を切るものである。

<目次>

第1部 現在の人口減少地図 ――日本人はこう移動している

序 市区町村による「住民の綱引き」に勝者はいない

1―1東京圏 東京は共存の道を探るべき「日本の外国」である

1―2関西圏 三大都市圏の中で減少スピードが最も速いのは、関西圏

1―3大阪市 「西の都」の人口拡大を下支えしているのは、外国人住民

1―4名古屋圏 名古屋市最大の懸念材料は、リニア新幹線と広すぎる道路

1―5北海道 「ところてん式」の札幌市は、200万人を超えるか

1―6東北 政令指定都市なのに通過都市、仙台パッシングの理由とは

1―7中国 周辺から人を集めきれず、「磁力の弱い」広島市

1―8九州 福岡市は北九州市と熊本市の二大都市を吸収か

1―9東京圏 一極集中が続く東京圏、その内側を覗いてみれば

第2部 未来の日本ランキング ――20年後、日本人はどこに暮らしているか

序 塗り替えられてゆく日本列島

2―1 都道府県の人口差は30倍超へ

2―2 東京圏という「外国」は、老化に苦しむ(練馬・足立・葛飾・杉並・北区の4人に1人が高齢者/多摩地区すべてが人口減少に)

2―3 政令指定都市は、極端に明暗が分かれる(札幌市が「北のシルバータウン」に/大阪市が「逆ドーナツ化」する)

2―4 県庁所在地・地方都市は、不便さの増すエリアが拡大(「限界自治体」が111ヵ所に/「無医地区」が広がってくる)

2―5 出産期の若い女性が減少する地域はここだ(出産期の女性がたった1人になる村)

第3部 それぞれの「王国」の作りかた

序 なぜ地方創生はうまくいかないのか?

令和時代に求められる5つの視点

©河合 雅司 (P)2023 Audible, Inc.

未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きることに寄せられたリスナーの声

総合評価
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資料に基づく現実を直視した提言

2035年ほどを堺にこのまま人口減が続くだろう、との立脚点からさまざまな提言へと結ぶ内容。前半は膨大な資料の解説で、そのデータに基づく来るべき厳しい現実、それに締めとして人口減と高齢化した日本の未来への提言がまとめられている。
この厳しい数字を直視できないものは「政権批判だ」と現実から逃避し受け入れられないだろう。
厳しい未来だがこれでも楽観的に描かれておると感じる。現実はもっと厳しく過酷だろう。

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さすがにTSMCまでは書いてないので

これからのデータは変わってくるとはおもいますが 全体としてこれからどう考えるかはきちんとビジョンが見えていないと苦しい時代になったとひしひしと感じました

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興味のある内容だったけど・・・

人口減少による社会への影響はかなり興味のある内容でしたが、著者の主観による政権批判が続き、聞くのをやめました。

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